洗練されたデザインと機能性を兼ね備えたスカンジナビアから直輸入の建材をご紹介します。
デンマーク製の窓
自然の力で、木部が一番弱いのは、太陽の紫外線と雨水です。世界的に北欧の木製窓は良いと言われていますが、デンマークの窓とスウェーデンの窓にはその気候の差で大きな違いがあります。スウェーデンは、北に位置しており、気温も低く、地形的にはロシアへとつながり、大陸の気候に近い湿度と温度です。
冬には、雨ではなく雪が降ります。そのおかげで湿度が非常に低く、夏は、それほどの暑さにならず、紫外線も南の国ほどきつくはありません。デンマークはこれとは異なり、厳しい西風が吹く大西洋に面しており、冬は塩水が含まれている風が吹きます。氷が解け、凍る状態で、木の窓にははるかにに厳しい環境です。
そこでデンマークの建築基準法では、北欧の一番北に生えている木の芯部分を70%以上使うよう指定しています。芯部分は、やにが多いため腐りにくく、まるで熱帯の木と同じ様に水をはじく効果があるのです。
また、窓には必ず紫外線をカットする塗料を塗られ、使われているペアガラスの間にはアルゴンガスが注入され、熱を反射するコーティングが施されています。断熱効果は、日本の高断熱窓の2倍もあります。さらに、家の壁、屋根、床の断熱効果を上げることで快適な住空間が生まれるのです。
外断熱剤
ロックウール断熱材は、日本ではほとんど知られていない素材で、デンマークでは省エネルギーを求め、二酸化炭素を減らすためにリフォーム産業にもすすめられています。岩からできたロックウールの特徴は、
▪燃えない
▪水を吸わない
▪呼吸ができる
▪固いので崩れにくい
という点が挙げられます。
デンマークでは、家やマンション全体をこれで囲むことにより、家全体を紫外線、火災、雨水、害虫、防音から守り、100年以上住み続けられる長持ちする家を作っているのです。
外断熱で家を囲む事で、冷暖房費用は、通常の家より、50−70%削減できます。
長い間住み続けられる家である事が、一番のエコであり、ローコストに繋がります。
「安心して、健康的で、高省エネルギーの家」として、次の世代の財産として残すことができるのです。
デンマークのキッチン
デンマークでは家族が集まりコミュニケーションをする場所として、キッチンが一番大切にされており、ここから世界一幸せな“Hygge”(ゆとり)のある生活が始まります。デザインと素材は北欧の家具と同じように取り揃えています。